[フェーズ5 EP01] 不均一な最初のレイヤー

問題A:底面が不均一。AIが小さなでこぼこや不揃いなテクスチャのあるベースを生成してしまい、完全にフラットに置けません。

大脱走:なぜモデルはホールド力を失うのか?

もしあなたの3Dモデルがバレリーナなら、小さな爪先や細い脚が、スライサーの仮想ステージ上で大胆なピルエットを披露しているかもしれません。ですが、実際のプリントベッドで“音楽”が始まると、重力は容赚な厳しい審査員になります。しっかりした足場がないと、あなたのキャラクターは急に会釈をして、そのままステージから落ちてしまうことがあります。このガイドでは、モデルに必要な強い土台を用意する方法を紹介します。

問題B:接触点が小さすぎる。キャラクターは爪や細い足を持っているため、ベッドに貼り付く面積がほぼゼロです。

どうすれば直せますか?

方法A(ベースがないキャラクターに最適):Meshy の「Add Base」機能を使います。

  • 手順:Meshy の Print タブに移動し、Add Base ボタンをクリックします。

  • 重要ポイント:ベース追加後、プレビューをよく確認してください。モデルの底面パーツ(爪先など)がすべてしっかり接触し、新しいベースに完全に結合(マージ)していることを確認します。これにより、小さな接触点が1つの固くて安定した土台になり、印刷失敗を防ぎます。

方法B(汎用の解決策):スライサーの「Planar Cut」ツールを使います。

  • 手順:モデルにベースがある場合でもない場合でも、どちらでも動作します。PrusaSlicer や Bambu Studio のようなスライスソフトでは、C キーを押して Cut ツールを開きます。切断プレーンを 0.5mm - 1.0mm 上に動かして、でこぼこ部分をカットします。

  • 結果:モデルの底面を完全に平らな面にし、ベッドへの密着を 100% にします。

方法C(Z軸の沈み込み):

  • 代わりに、Z軸に沿ってモデルを下げることもできます(例:Z = -1.0mm)。そうすると不揃いな底面部分が「バーチャルのビルドプレート」の下に「沈み」ます。スライサーは0より下のものを無視し、新しい接触点からフラットな最初のレイヤーを印刷します。

方法D:Brim または Raft を追加します。

  • スライサーの設定で、Other – Bed Adhesion を開き、Brim をオンにします。これによりモデル底面の周りに幅広い「リング」が印刷され、ベッドへの密着を助けます。